2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

テキストデータとして叩きつけられた僕の感情は

テキストデータとして叩きつけられた僕の感情は、空気に触れた瞬間から、横滑りを開始する。

『ガンスリンガー・ガール』をめぐる冒険(2)

GUNSLINGER GIRL 2 (電撃コミックス)作者: 相田裕出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2003/06/27メディア: コミック購入: 6人 クリック: 38回この商品を含むブログ (119件) を見る 本エントリは、以下の前提条件のもとに成立しているということを明示…

無関心は嫌いだよ

本日のエントリ、ブクマコメントにてid:crow_henmiさんに色々と言って頂いていますが、こういうのって本当に嬉しいと思います。もちろん彼の指摘には正しいところが当然あると思っていて、とはいえ俺も全部カバーしているつもりなんてさらさらないんですが、…

『ガンスリンガー・ガール』をめぐる冒険(0)

『ガンスリンガー・ガール』という作品について連載形式で批評的な視線を当てたいと思い…というかただの思いつきでちょっとした企画を始めようとしている。内容は従来どおりの批評なのだが、自らに以下の制限を課そうと考えている。 『ガンスリンガー・ガー…

創作と批評の交差点で立ち止まって、さてどっちに行こうかなと思案してみる

id:SuzuTamakiさんと彼のブログのコメント欄でやり取りしていて、やっぱり俺は物語とかキャラクターとか感情表現みたいなものにはあんまり興味がなくて、アーキテクチャ的な部分に強く惹かれていることを再認識した。これの原因ははっきりしている。例えば感…

『ガンスリンガー・ガール』をめぐる冒険(1)

GUNSLINGER GIRL 1 (電撃コミックス)作者: 相田裕出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2002/11/01メディア: コミック購入: 6人 クリック: 145回この商品を含むブログ (242件) を見る『ガンスリンガー・ガール』について、"悪趣味を悲哀でコーティング…

意味がなくなる可能性のある予告編

このブログではゼロ年代関連エントリが途絶えていますが、忘れているわけではありません。書く時間を作れないでいるだけです。あんまり何も書かないでいると忘れ去られるおそれがあるかと勝手に思ったので、次に使うつもりのキーワードだけ羅列しておきます…

マンチェスター・ユナイテッドvs.浦和レッズ

サッカーのことはなるべく書かないって宣言したけど、これだけは許して欲しい。埼玉スタジアムにて観戦してきました。ぜんぜんタイムリーじゃないけど、簡単に書きます。観戦記録ではありませんよ。試合はもちろんクリスティアーノ・ロナウド目当てだったん…

俺がはてなを止めるとき

今のところはてなをやめる理由はないけれど、もしやめるとしたらそれは一体どんなときだろう。そう仮に考えてみて、それはやっぱりはてなを楽しめなくなったときだろうという結論になりました。はてなでいろいろと楽しんでみて、その結果、「もうはてなでこ…

はてなスターのことだけど

一部でいらない子扱いされてるはてなスター。いらない理由は、主に自分のブログで間違ってクリックしてしまったから消したいのに削除機能が存在しないから、というところみたい。これだと運営側も「しばらくしたらこの不満は終息するんじゃないか」と考えて…

デイジーチェイン・アラウンド・ザ・ワールド

これは俺の幼年期のお話。当時の俺はとにかく引っ込み思案で、いつも母親の影に隠れているような子どもだった。だからその日も、なんでその女の子と遊んでいたのかよく思い出せないし、たぶん理由なんてなかったんだろうと思う。俺はある女の子と草むらで遊…

2007年上半期の5枚

以下のような感じでした。 1. Locksley / Don’t Make Me Wait アルバム冒頭の"Don’t Make Me Wait"。個人的には2007年最大の収穫になりそう。2. Everybody Else / Everybody Else オープニングトラックの"Meat Market"。Locksleyに続いてUSからいいバンドが…

素晴らしきlivedoor Reader

今さらながらlivedoor Readerを導入しました。とにかく速いというありきたりな印象しか抱けない自分が恨めしいところですが、俺が悩んだところでやっぱりlivedoor Readerは相変わらず速いので、もうそれでいいんじゃないかと思います。ホント速いから。まず…

更新頻度復興運動 定時報告

更新頻度復興運動、開始から2ヶ月が経過しました。前回振り返ったのが2週間前で、それ以降爆発的に更新しているわけでもないのであんまり差はありませんが、あれから30ブクマくらいゲットできています。運動開始以降のトータルで言えば92…かな。順調にインタ…

批評とは…

『ゼロ年代の想像力』第1回で、宇野常寛は「批評」について以下のように述べていたんだけれど、 2007年の現在、批評とは特定のキャラクターをアピールしたい人のためのツールとしてしか機能していない。 それっぽいことを言って煙に巻こうとしているのか知ら…

西島大介 / 夏の彗星

西島大介 島島 『夏の彗星』 まずはリンク先にある1点のイラストを見てきて欲しい。『夏の彗星』と題された西島大介のこのイラストには、彼の高い作家性が表れている。彼の作品はその表層だけを手にとって眺めてみて、何だか意味がよく分からないまま、キャ…