2006-01-01から1年間の記事一覧
以下、順不同。2007年も良い音楽に巡りあえることを期待。 Arctic Monkeys / Whatever Peple Say I Am, That’s What I’m Not The Srokes / First Impression Of Earth The Streets / The Hardest Way To Make An Easy Living Dirty Pretty Things / Waterloo…
2006年の総括をしておきます。このブログの更新頻度の低さと、なんだか無軌道なレビューエントリだらけになってしまった理由は俺と舞城の蜜月関係に終止符が打たれつつあるから。最近の彼のスタイルにいまいち馴染めないというか、ついていけないというか。R…
もはや元の面影もないくらいの展開だけど、やっぱり素晴らしい。元のバージョンに比べてより明快にメッセージを伝えようとしているように感じる。月刊誌という媒体がそうさせるのかな。
第1部、第2部を流し読みしてから一気に第3部を読んでみた。第1部を読んだときにはオースターをやりたいのかと思っていたけど、全体を通して感じるのはむしろ“舞城らしさ”。なんというか、今再び『九十九十九』のようなチャレンジをしようとしているのではな…
戦闘美少女についての物語です。オタクという名のドクター・フランケンシュタインは、如何にして戦闘美少女なるものを作り上げたのか?その情熱を綴った作品。 って話だけだと身も蓋もないのでもう少し。 『サマー/タイム/トラベラー』にたいへん感心させら…
ライブでは以前から披露されていたちょっと感傷的な曲。アークティック・モンキーズの曲って、ゴツゴツしたロックンロールと職業音楽家が作ったような滑らかな肌触りの曲に二分できるけど、この曲は後者。“Bigger Boys And Stolen Sweethearts”とか“Mardy Bu…
このブログも人知れずひっそりとブログ死を死んでいくのかと見せかけて久方ぶりの更新です。まったく更新しない間なにをしていたのかというと朝から晩まで仕事したり休日出勤したり酒飲んだりゲームしたりSF読んだりキャバクラ行ったらキャバ嬢が素人っぽく…
連載版の『ディエンビエンフー』第一話。表紙が素晴らしい。内容は、細かいところに差異はあるけど今のところは原作(?)に概ね忠実。だから、やっぱりあの“出会い”のシーンは最高なままだ。一度(二度)、過去に書き上げた物語に再び向かい合うという意味で…
いろんな意味で凄いと思う。 ゲームというパッケージとしての純粋な良さ 脚本のひそかな素晴らしさ 御伽噺をPS2に召喚してしまうだけでなくカプコンゲーからも等価に引用・再構築してしまう豪快なスーパーフラットっぷり 非を打てないくらい総合的に凄いです…
大事に、大事に、大事に取っておいた『アトモスフィア』にようやく手を伸ばした。これは凄い。西島の話題のたびに何度も繰り返してばっかりで大変申し訳ないんだけどこういうことは何度でも繰り返そう。西島は天才。紛れもなく天才。センスオブワンダー炸裂…
西島大介著『土曜日の実験室 詩と批評とあと何か』収録『サブカルvsオタク最終戦争』についてのネタバレ考察です。読まれる方は、以下の内容が数ある解釈のうちの1つでしかないということを念頭においてください。
土曜日の実験室―詩と批評とあと何か (Infas books)作者: 西島大介出版社/メーカー: INFASパブリケーションズ発売日: 2005/11メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 34回この商品を含むブログ (75件) を見る今日は風邪で寝込んでしまった。ちょっと退屈したの…
波状言論収録の豪華鼎談。前半部分は批評家・東浩紀による作家・阿部和重の解体作業というか、阿部と法月綸太郎(=新本格)という異分野の作家を時代性に基づいてインテグレーションするという試み。個人的な感想としても、以前、阿部和重を読んだ際に「こ…
以下では佐藤友哉著『赤色のモスコミュール』と舞城王太郎著『暗闇の中で子供』について、ネタバレありで適当なことをたれ流しています。くれぐれも本気で読まないでください。
コンプしました。非常に良かったです。名作と言われることにも異存なし。感想とかはまた今度。次は、『果てしなく青い〜』か『群青の空を〜』のどっちにしようか悩み中。『I/O』やれよって話ですね。そんな俺の長年の懸案事項は『Sense Off』が欲しいってこ…
かなり衝撃的な作品でした。前衛的かつ尖鋭的。以下ネタバレにて感想を少々。