このブログにおける無期限更新停止のお知らせ

早合点されないように機先を制すると、表題の意味はid:nuff-kieとしてのブログ更新を無期限に停止するということです。先日取得したサブアカウントid:foxintheforestとしては今後も活動していきます。

今回の決定ですが、気分の問題というのが大きいところです。なので深い意味というのはさほどなく、書いている俺自身に大きな心変わりがあったわけでもありません。意味を与えるとすれば、ひとつの時代の区切りとでも言いましょうか。いずれにせよ、これからもid:foxintheforestとして相変わらず創作に批評に精を出していくことでしょう。特に、「舞城について語るぜ」とこのブログで宣言していた件についてはサブアカウントで引き継いでいく方針です。それがファ文での公開になるのかはてダでの公開になるのかは不明ですが、アイディアはいくつかあるのでお蔵入りにはさせたくないなと思っています。つまり乞うご期待ということです。

それにしてもこのブログでやる気を出して更新再開してから約半年でしたが、決して少なくない新規読者を獲得できたように思います。それにニュースサイトさんにも何度か取り上げていただきました。こういう「エントリを書くと注目される、注目されるとまたエントリを書きたくなる」というサイクルがそのまま俺のモチベーションになっていました。だから読んでくれる方々がいるということには、本当に感謝しています。なお、過去ログはすべて残しておきますので使えそうなものがあればリソースとしてご活用いただいて結構です。それでは最後に。

今まで読んでいただいてどうもありがとう。もしかしたら、いつかはid:nuff-kieとして戻ってくるかもしれません。それまでは、そしてこれからはid:foxintheforestとしてよろしくね!バイバイ。

今後の活動方針ですが

日曜日は猛烈な頭痛に悩まされて文学フリマにも行かずベッドに張り付いていた俺ですが、やっぱり無理してでも行けば良かったかなあといくらか後悔しています。他の執筆者の皆さんにお会いしたかった。それだけが悔いの残るポイント。

で、以前書いた通り、文学フリマまではサブアカウントでの活動を中心にしていましたが、このまましばらくはサブアカウントでファ文の活動をベースにしていこうと思います。今日も更新したくらいなので、それなりのやる気でやっています。このような流れになった理由は、しばらくの間、批評をキャンセルしたくなったという点につきます。ファック文芸部杯と増田のアレが決断主義的バトルロワイヤルに見えたりして、そんな俺の脳もどうなのかなって思ってしまったりね。

別にこのブログを閉じるってわけじゃありません。でも今まで以上に更新頻度が下がると思います。ですが、今後ともメインアカウントと同時にサブアカウントもご贔屓にしていただけるとありがたいです。

明日は文フリ

明日は文学フリマ。今の東京は雨すげえ降ってるけど明日は晴れるといいですね。id:hey11popさんの同人誌はA-64でゲットできるっぽいです。サークル名は『てん竺ノマ堂』というらしいです。もっかい書きます。てん竺はA-64、そこにある。目指せぼくらの文学的涅槃!いや、煩悩を消しちゃったら駄目なのか、どうなのか。

というわけで告知していたとおり、文フリ前にファック文芸部で短編を公開しました。先週の土曜日に文フリ用の原稿を校了して、そのあとにプロット書き始めたものなので、完全なる新作。また癖のある話を書いてしまったような気がしますが、お楽しみ頂ければ幸いです。それではどうぞご賞味あれ。

告知

http://neo.g.hatena.ne.jp/foxintheforest/
サブアカウントid:foxintheforestでファック文芸部に参加しました。詳細はリンク先を確認して頂くとして、ひとまず文学フリマまではサブアカウントでの活動を中心にする予定です。その後のことはその後になってから考えるつもりです。今の気分は批評より創作。そんな感じです。

ブログ再開の狼煙を上げてみる

文学フリマ用原稿の執筆に注力していたので、自宅でインターネットをするのは控えるようにしていました。よって、かなり久しぶりのブログ更新。おかげで何とか締め切りを大幅に過ぎて原稿を仕上げることが出来ました*1。はい、意図的に変な日本語でお送りしております。

しかし読み返せば読み返すほど変な話を書いたって気分になります、文フリの件。でも楽しかった。これについては、あとでもう少し詳しい告知をするかもしれません。それとは別に、ブログ書いていなかった間もいろいろと書きたいことは思いついていたので、少しずつ書いていこうかと思います。日本的空間におけるパンクあるいはワーキングクラス・メンタリティという幻想と戦闘美少女の類似性とか。いや、これ今思いついただけだけど。まずはtwitterに流そうかな。

そのtwitterの楽しさに今日改めて気付くことができたので俺は俺のことがラッキーだと思った。今後は若干使い方を変えて、垂れ流し思考実験みたいなのを交えてみます。ほんと今日のtwitterは良い経験をしたって気がする。経験値たまった。俺が今日考えたことは明日の俺を形作り、俺が明日考えることは明後日の俺を形作り、俺が今週考えることは来週の俺を、来週考えることは再来週の俺を、今月考えることは来月の俺を、来月考えることは再来月の俺を、今年考えることは来年の俺を形作っていく。当たり前だけど、その連綿と続いていくものをもっと自覚してみる。自分の発言で「これはちょっと気に留めておこう」ってものは星つけてログとして残すようにしておこう。あとで振り返ることもできるし、気が向かなかったらしなくても構わないし。

うん、やっぱネットっておもしろいね。

*1:申し訳なく思うばかり

マッシュ・アップとポストモダン

Sun is in the sky oh why oh why ?
Would I wanna be anywhere else
Sun is in the sky oh why oh why ?
Would I wanna be anywhere else

When you look with your eyes
Everything seems nice
But if you look twice
you can see it's all lies


The Stone Rosesの"Waterfall"とLily Allenの"LDN"をマッシュ・アップ。これすごい好き。

これに限らず、マッシュ・アップと呼ばれるものを聞いてると条件反射的にポストモダンを感じてしまうのは我ながらどうなんだろうと考えてしまう。でも、小さな物語と別の小さな物語を掛け合わせて新しい小さな物語を生むという営みには、どうしたってそれと結び付けたくなるだけのものがある。『動物化するポストモダン』に対する初期のリアクションは音楽好きからのものが多かったと確かどこかで東浩紀が言っていたけど、さもありなんと思う。

さて、マッシュ・アップが二次創作に類似するものだと便宜的に仮定して、そのときマルチエンドを回収する想像力、つまり音楽においてゲーム的リアリズムに対応するものは何だろう?ふとそんなことを思ったので、ちょっと考えておく。あと、音楽の想像力と文芸の想像力をマッシュ・アップしてみたい。なんとなくはイメージできるけれど、もっと継続的に追求してみたい。そんなことを漠然と考えている。

以下、マッシュ・アップの元ネタ。

    • LDN performed by Lily Allen

近況と現在のこと

前回更新時に”憂鬱”と書いたので憂鬱だから更新が止まっているのかと思われたかもしれませんが、文学フリマに向けたプロットを編み上げるのに集中していたというのが実際のところです。締め切り直前なのにまだ書き終えていないので本来なら何とも言えないところですが、大枠は固まっているのでこれはたぶん大丈夫という感じがしてますホントかよおい。

とにかくあとは書くだけです。早く書きたい。書いて完成形を読んでみたい。今はただそんな気分です。