私的舞城論の終了と舞城王太郎への批評再開のお知らせ

このブログ開設当初のメインコンテンツだった同カテゴリをクローズすることにしました(ログ自体は残す)。長らく更新していなかった以上、このまま放置しておくのも収まりが悪いので今回このような発表をしているわけだけど、まぁここまで読んで頂いてお分かりでしょうがこれって基本的には対外的なものではなくて。

俺はまだ舞城王太郎について語る言葉はまだ失ってない、けどどうにもそんな気分にはなれない。などという俺の気持ちを刷新することが主な目的です。2年と数ヶ月の空白期間を経ていま再び舞城を語ろうと思い直すのは、ひとえに舞城が批評的に忘れ去られようとしているように思えて仕方ないからこそ。

特に、『ドリルホール・イン・マイ・ブレイン』については語らなければならないという思いを思うだけでだらだらとここまできてしまったので、真っ先に取り組みたい所存。あと、『阿修羅ガール』と『川を泳いで渡る蛇』と『九十九十九』にも何か仕掛けたいところ。

とにかく、あのカテゴリは俺にとっては過去形の舞城みたいなものなのだ(第4回以外は)。だからこそそれは閉じてしまって、現在の俺の言葉で改めて舞城を語りたい。そんな欲望をいまだに持ててしまうくらい、やっぱ俺、舞城が大好きなんだよ、小説を書いてる舞城が。そして何よりも俺を奮い立たせるのは、既に発売中の『メフィスト』2007年5月号に奈津川サーガ最新作の続報が掲載されているという知らせに他ならない。

復活の狼煙は上がった。あとは立ち上がるだけだ。