プレミアリーグ ミッドウィーク

ミッドウィークの試合を簡単にレビュー。

とにかくポーツマスが高い運動量でいいサッカーをしていた。ユナイテッドはルーニー不在が深刻なダメージとなっていることが露呈してしまった。もちろんテベスは素晴らしいプレイヤーなので、チームにフィットしてくれば彼の穴を埋めるだけの働きをする可能性はある。それにしてもテベスは守備意識の高いFWだ。ペケルマンの指導の賜物だろうか。ナニはドリブルこそ上手いけど昔のクリスティアーノ・ロナウドみたいに球離れが悪いので、まずはそこから直していく必要があるだろう。そのクリスティアーノがレッドカードをもらってしまったので、次節マンチェスター・ダービーは何かもうどうでもよくなってしまった。シティ圧倒的優位。仮にユナイテッドが開幕3試合で2ポイントなんてことになったらちょっと厳しそうだ。確かにシーズン終盤での追い上げが得意なチームではあるけれど…。

チェルシーもテリー不在が響いている。ディフェンスからのビルドアップができないので攻撃も中途半端になりがちだった。しかしモウリーニョ恐るべし。前半は完璧にレディングのペースだったのに、後半にシドウェルを下げてミケル、フェレイラを下げてピサーロを投入、フォーメーションを4バックから3バックにした上でFWを3枚にするという力技な采配で一気に試合をチェルシーのものにしてしまった。その結果、55分までにあっさり逆転したのだからモウリーニョの試合を支配する力には脱帽。というかもう好きです、モウリーニョ監督…。(監督の詳細はこちら)