2007-06-07 円城塔著『オブ・ザ・ベースボール』読了 読書 文学界 2007年 06月号 [雑誌]出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/05/07メディア: 雑誌 クリック: 5回この商品を含むブログ (25件) を見る自らの自意識を救うのは(別名:止めを刺すのは)、自分自身以外にはいない。それは他人にとってナンセンスで無意味としか言いようがないからこそ、ナンセンスで無意味に語られる。この思春期的なるものがいつか必ず終わるのは知っていても、どう終わるのかは分からない。だから足掻き、ファウルで粘る。 これはそんな、ライ麦畑のキャッチャーとのダイアログ。