青山景著『ピコーン!』読了
- 作者: 舞城王太郎,青山景
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/02/27
- メディア: コミック
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『ピコーン!』も『スクールアタックシンドローム』もむちゃくちゃおもしろかった。やっぱり俺は舞城が大好きなんだと再認識した。「舞城ってこんなにくそおもしろかったっけ?」と感動さえした。冷静に考えれば舞城のおもしろさを伝えたのは作画の青山景の手腕なんだし、マンガ版に言及するなら原典を参照しながら青山景を評価するのが筋なわけです*1。けれど、ここはひとつ、俺が青山景という中間項をすっ飛ばして舞城の魅力とダイレクトに結線しているという錯覚に陥っているってことにしておいてくださいよ。
実際、俺の舞城に対する熱はかなり冷めていた。でも『ピコーン!』を読んだことであらためて盛り返してきた感じがする。意図的に停止していた舞城論のカテゴリを今後使うかはわからないけれど、舞城への言及は復活させたい。少し長く休んでしまったけれど、俺はまだ舞城について語る言葉を失ってはいないのだ。
*1:実際、青山景には舞城の魅力を伝えてもらえたわけだし